概要
関節痛の原因となる疾患には変形性関節症や関節リウマチ、痛風、外傷性関節痛などがありますが、エクソソームには関節の炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待されます。
痛みの部位は、変形性関節症による膝関節、股関節、脊椎椎間関節などやゴルフやテニスなどのスポーツによる肘関節など様々なものがあります。
いずれも従来の治療法としては、疼痛緩和のための非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やコルチコステロイド、さらには手術療法が選択されてきましたが、エクソソームの関節内注射がこれらの治療の代替療法として、また手術までの間の待機的療法として注目されています。
エクソソームは、関節内において損傷した細胞や組織を修復する能力を持ち、炎症の軽減や軟骨の再生を促進する可能性があります。また、エクソソームは免疫調節作用を有し、関節炎に伴う過剰な免疫反応を抑制することができると考えられています。
エクソソームの関節内注射のメリット
- エクソソームは生体適合性が高く、拒絶反応やアレルギー反応のリスクが低い
- エクソソームには抗炎症作用や組織修復作用があり、副作用が少ない
- エクソソームは、他の治療法との併用が可能であり、相乗的な治療効果の向上が期待される
長期的な効果についてのデータはまだ十分に揃っていませんが、エクソソームの関節内注射は、関節の痛みに苦しむ人々にとって、これまでの治療法では得られなかった効果を認めるなど、新たな希望となり得る治療法です。
治療の流れ
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ご予約
現在、月1~2回の指定日のみご予約を承っております。詳しくはお問い合わせください。
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ご来院当日
部位により超音波を用いて関節内にエクソソーム投与を行います。
目安:4週間に1回を計3~4回行い治療効果を判断します。
費用
料金表はこちらエクソソームについて
エクソソームの詳しい解説、Q&Aはエクソソーム点滴のページをご覧ください。