【スタッフブログ】夏に向け、、紫外線対策を!正しいスキンケア知識を身に着けよう
夏に向け、、紫外線対策を!
正しいスキンケア知識を身に着けよう~日焼け止め編~
日焼け止めは、肌を紫外線から守るための必須アイテムです。
紫外線は肌の老化やシミ、そばかすの原因となり、さらには皮膚がんのリスクを高めることもあります。日焼け止めの重要性はわかっていても・・・継続がおっくうになってしまう方もいらっしゃると思うます。
そこで今回は、美容クリニックの視点から、日焼け止めの効果、種類、適切な塗るタイミングについて詳しく解説します。
これを読めば、あなたの美肌を守るための正しい日焼け止め選びと使い方がわかります!

日焼け止めの効果とは?
日焼け止めは、紫外線から肌を守ることでさまざまな肌トラブルを予防します。紫外線には主にUVAとUVBの2種類があり、それぞれ異なる影響を肌に及ぼします。
- ・UVA:肌の奥深くまで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊。
- →シワやたるみなど、肌の老化を引き起こします。
- ・UVB:肌表面にダメージを与え、赤みや炎症、シミ、そばかすの原因となります。
- 日焼け止めは、これらの紫外線をブロックまたは吸収することで、以下のような効果を発揮します:
- 1. シミ・そばかすの予防:メラニン生成を抑え、色素沈着を防ぎます。
- 2. 肌の老化防止:コラーゲンやエラスチンの破壊を抑制し、シワやたるみを予防。
- 3. 皮膚がんリスクの低減:紫外線によるDNAダメージを軽減し、長期的な健康を守ります。
- 4. 肌のバリア機能の保護:紫外線による乾燥や炎症を防ぎ、肌の健康を維持。
美容クリニックでは、患者様の肌質やライフスタイルに応じて適切な日焼け止めを提案し、紫外線対策をサポートしています。
日焼け止めの種類
日焼け止めにはさまざまな種類があり、用途や肌質によって選ぶべき製品が異なります。
以下に、主な種類と特徴を紹介します。
1. ケミカルタイプ(紫外線吸収剤使用)
紫外線を吸収して熱エネルギーに変換するタイプです。
- ・ メリット:軽い付け心地で白浮きしにくい。化粧下地としても使いやすい。
- ・ デメリット:肌への刺激が強い場合があり、敏感肌の方には不向きな場合も。
- ・ おすすめのシーン:日常使いやメイクアップを重視する場合。
2. ノンケミカルタイプ(紫外線散乱剤使用)
紫外線を物理的に反射・散乱させるタイプです。主に酸化チタンや酸化亜鉛が使用されます。
- ・ メリット:肌への刺激が少なく、敏感肌や子供にも安心。
- ・ デメリット:白浮きしやすい、テクスチャーが重い場合がある。
- ・ おすすめのシーン:長時間の屋外活動や敏感肌の方。
当院の取り扱い: プラスリストア UVミルク(SPF30/PA++) がおすすめ!

3. クリーム・ローション・ジェル
テクスチャーによる分類も重要です。
- ・ クリーム:保湿力が高く、乾燥肌に最適。顔や体に幅広く使用可能。
- ・ ローション:軽い付け心地で、ベタつきが少ない。日常使いに便利。
- ・ ジェル:さっぱりとした使用感で、汗をかきやすい夏やスポーツ時に適している。
4. SPF・PAの数値
日焼け止めの効果は、SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection Grade of UVA)で表されます。
- ・ SPF:UVBを防ぐ効果を示し、数値が高いほど防御時間が長い(例:SPF50は約12時間)。
- ・ PA:UVAを防ぐ効果を示し、+の数が多いほど防御力が高い(例:PA++++は最高レベル)。
- 選び方のポイント:
- ・ 日常使い:SPF15~30、PA++~+++
- ・ 屋外レジャー:SPF50、PA++++
- ・ 敏感肌:SPF30程度のノンケミカルタイプ
5. ウォータープルーフタイプ
汗や水に強いタイプで、プールや海、スポーツ時に適しています。ただし、クレンジングでしっかり落とす必要があります。
美容クリニックでは、肌診断を通じて患者様に最適な日焼け止めを提案し、肌トラブルを最小限に抑えるアドバイスを行っています。

日焼け止めの正しい塗るタイミング
日焼け止めの効果を最大限に発揮するには、塗るタイミングや方法が重要です。以下に、効果的な使い方を解説します。
1. 塗るタイミング
・ 朝のスキンケアの最後:化粧水や乳液で肌を整えた後、スキンケアの仕上げとして日焼け止めを塗ります。メイクをする場合は、日焼け止めを下地として使用。
・ 外出の15~30分前:日焼け止めが肌に定着するまで少し時間がかかるため、外出前に余裕を持って塗ることが大切。
・ 2~3時間ごとの塗り直し:特に長時間屋外にいる場合や汗をかいた場合は、2~3時間ごとに塗り直すことで効果を持続させます。
2. 適切な量
日焼け止めの効果を発揮するには、十分な量を塗ることが重要です。目安は以下の通り:
・ 顔:500円玉大(約0.8~1g)
・ 体:1平方センチメートルあたり2mg(例:腕1本で約3g)
量が少ないと紫外線防御効果が低下するため、ケチらずたっぷり塗りましょう。
3. 塗り方のコツ
- ・ ムラなく均一に:顔は中心から外側へ、らせんを描くように塗るとムラが防げます。首や耳、鼻の頭など忘れがちな部分にも注意。
- ・ 重ね塗り:薄く塗ってからもう一度重ねると、ムラなく仕上がります。
- ・ メイクの上から:スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めを使用すると、メイクを崩さずに塗り直しが可能。
4. シーン別の使い分け
- ・ 通勤・通学:SPF30、PA+++程度の軽いテクスチャーの日焼け止めで十分。
- ・ アウトドア:SPF50、PA++++のウォータープルーフタイプを選び、塗り直しを徹底。
- ・ 室内:窓ガラス越しにもUVAは侵入するため、SPF15~20、PA++程度の日焼け止めを。

日焼け止めを落とすタイミング
日焼け止めは肌に負担をかける場合があるため、適切に落とすことも重要です。
- ・ 帰宅後すぐにクレンジング:ウォータープルーフタイプはオイルクレンジングでしっかり落とします。
- ・ 敏感肌の方:低刺激のクレンジングジェルやミルクタイプを選ぶと肌への負担が少ないです。
- ・ ダブル洗顔:クレンジング後、洗顔料で肌を清潔に保ちましょう。
美容クリニックでは、肌質に合わせたクレンジング方法も提案しています。日焼け止めを正しく落とすことで、肌トラブルを予防し、美肌をキープできます。
まとめ
日焼け止めは、紫外線から肌を守り、美肌を保つための重要なアイテムです。
効果を最大限に引き出すには、肌質やシーンに合った種類を選び、適切なタイミングと量で塗ることが大切です。
また、塗り直しやクレンジングも忘れずに行い、肌への負担を最小限に抑えましょう。
当院では、肌診断や専門的なアドバイスを通じて、あなたに最適な日焼け止めやスキンケア方法を提案します。紫外線対策を徹底し、若々しく健康な肌を保つために、今日から正しい日焼け止めの使い方を始めてみませんか?
【お問い合わせ】 当クリニックでは、紫外線対策や美肌のためのカウンセリングも行っています。ご予約は公式ウェブサイトまたはお電話にてお気軽にどうぞ!