小児脳性麻痺とは

小児脳性麻痺は、妊娠中や出生時、または生後早期に脳が損傷を受けることで発生します。低酸素状態、早産、胎内感染、頭部外傷などが主な原因です。運動機能の障害が中心で、筋肉の緊張や麻痺、不随意運動、バランスの問題が見られます。知的障害や視覚・聴覚障害、摂食困難を伴うこともあります。

これまでの治療ではリハビリテーション(理学療法、作業療法、言語療法)が基本となり、薬物療法やボトックス注射、整形外科的手術が行われてきました。

エクソソームによる小児脳性麻痺への新たな治療可能性

エクソソームは、小児脳性麻痺の治療において、神経細胞の修復や再生を促進する効果が期待されています。損傷を受けた神経に特定のシグナルを伝え、再生を助けることで運動機能の回復を支援します。また、炎症を抑え、免疫のバランスを整える働きにより、病状の進行を抑える可能性があります。これにより脳の正常な働きを取り戻し、症状改善を期待できます。

  • 訪問診療も行っております(規定条件有)。詳しくはお問い合わせください。
  • 医療費控除の対象になります。ご希望の場合はお申しつけください。

エクソソーム点滴のメリット

  • 生体適合性が高く、拒絶反応やアレルギー反応のリスクが低い
  • 抗炎症作用や組織修復作用があり、副作用が少ない
  • 他の治療法との併用が可能であり、相乗的な治療効果の向上が期待される

治療の流れ

  1. ご予約

  2. 問診・治療

    医師と相談の上、治療間隔や投与量などを決定いたします。治療方法は点滴となりますが、点鼻や吸引などの針を刺さない方法もご提案可能です。

    • ご滞在の目安時間は30~50分程です。

症例報告・ニュース

エクソソームの症例を随時更新して紹介しております。

各種症例はこちら

医薬品について

  • エクソソーム治療の臨床試験が進められていますが、現段階では研究段階であり未承認医薬品となっております。
  • 諸外国のエクソソームの安全性に関する情報はまだ初期段階です。現時点では主に臨床試験で評価され多くの試験で安全性が確認されてきていますが、長期的なデータは十分ではありません。
  • 未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済制度の対象にはなりません。