パーキンソン病とは

パーキンソン病は脳内のドーパミンを分泌する神経細胞が減少することで発症します。遺伝的要因や環境要因が関与し、レビー小体という異常タンパク質の蓄積も原因の1つとされています。手足の震え(振戦)、筋肉のこわばり(筋強剛)、動作の遅さ(無動)、姿勢の不安定さ(姿勢保持障害)が主な症状です。進行すると認知症やうつ病などの非運動症状も現れます。

これまでの治療では薬物療法が中心で、ドーパミン補充薬やMAO-B阻害薬が使用されてきました。

エクソソームによるパーキンソン病への新たな治療可能性

エクソソームはパーキンソン病の治療において、損傷した神経細胞の修復や再生を促進する効果が期待されています。特定のシグナルを伝えることで、ドーパミンを分泌する神経細胞の保護や再生を助け、運動機能の回復をサポートします。また、炎症を抑え、免疫バランスを整える働きにより、病状の進行を抑える可能性があります。さらに、組織の再生を促進することで、脳の正常な働きを取り戻し、症状改善を目指す新たな治療法として注目されています。

  • 訪問診療も行っております(規定条件有)。詳しくはお問い合わせください。
  • 医療費控除の対象になります。ご希望の場合はお申しつけください。

エクソソーム点滴のメリット

  • 生体適合性が高く、拒絶反応やアレルギー反応のリスクが低い
  • 抗炎症作用や組織修復作用があり、副作用が少ない
  • 他の治療法との併用が可能であり、相乗的な治療効果の向上が期待される

治療の流れ

  1. ご予約

  2. 問診・治療

    医師と相談の上、治療間隔や投与量などを決定いたします。治療方法は点滴となりますが、お急ぎの場合は注射での投与も相談可能です。

    • ご滞在の目安時間は30~50分程です。

症例報告・ニュース

エクソソームの症例を随時更新して紹介しております。

各種症例はこちら

医薬品について

  • エクソソーム治療の臨床試験が進められていますが、現段階では研究段階であり未承認医薬品となっております。
  • 諸外国のエクソソームの安全性に関する情報はまだ初期段階です。現時点では主に臨床試験で評価され多くの試験で安全性が確認されてきていますが、長期的なデータは十分ではありません。
  • 未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済制度の対象にはなりません。