【スタッフブログ】ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナル・IPLのアフターケアガイド

ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナル・IPLのアフターケアガイド

こんにちは、麻の葉クリニックです!
当院ではピコ秒レーザー(ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナル)やIPL(光治療)を用いた美肌治療を提供しています。これらの施術は、シミ、そばかす、くすみ、毛穴、赤みなどの肌悩みに効果的ですが、施術後のアフターケアが結果を大きく左右します。このブログでは、約3000文字で各施術の特徴とアフターケアのポイントを詳しく解説します。

各施術の概要

ピコスポット

ピコスポットは、ピコ秒レーザーを用いてシミやそばかす、肝斑などの局所的な色素沈着をピンポイントで照射する治療です。ピコ秒(1兆分の1秒)という超短パルス幅でメラニンを破壊し、周辺組織へのダメージを最小限に抑えます。みなとみらい麻の葉クリニックでは、肌タイプに応じた出力設定で施術を行い、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)にも対応可能です。

ピコトーニング

ピコトーニングは、低出力のピコ秒レーザーを顔全体に均一に照射し、くすみや薄いシミ、肝斑を改善する治療です。メラニンを徐々に分解し、肌の透明感やトーンアップを図ります。複数回の施術で効果が現れやすく、ダウンタイムが短いのが特徴です。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは、ピコ秒レーザーをフラクショナル(点状)に照射し、肌表面の微細な穴を通じてコラーゲン生成を促進する治療です。毛穴の開き、ニキビ跡、小じわ、肌の凹凸に効果的で、肌質改善を目指します。ピコスポットやトーニングと組み合わせて施術されることもあります。

IPL(光治療)

IPL(Intense Pulsed Light)は、広帯域の光を照射し、シミ、そばかす、赤み(毛細血管拡張症)、くすみを改善する治療です。ピコ秒レーザーとは異なり、熱作用でメラニンやヘモグロビンをターゲットにし、肌全体のトーンアップやハリ感向上にも寄与します。クリニックでは、最新のIPL機器を使用し、肌悩みに合わせたフィルター設定を採用。

アフターケアの重要性

これらの施術後の肌は、レーザーや光による刺激で一時的に敏感になっています。適切なアフターケアを行うことで、以下のメリットが得られます:

  • ダウンタイムの短縮と肌の早期回復
  • 色素沈着や炎症などの副作用リスクの軽減
  • 施術効果の最大化と持続性の向上

以下に、各施術ごとのアフターケアのポイントを詳しく解説します。

ピコスポットのアフターケア

ピコスポットは、シミやそばかすの部位に高出力レーザーを照射するため、施術後にかさぶたや赤みが生じます。みなとみらい麻の葉クリニックでは、以下のアフターケアを推奨しています。

1. かさぶたの保護

  • 推奨:かさぶたは自然に剥がれるまで(5~10日)触らない。剥がすと色素沈着のリスクが高まる。
  • ケア:クリニック提供の軟膏(例:ヒルドイドや抗炎症剤)を塗布し、乾燥を防ぐ。
  • 注意:かさぶたが気になる場合でも、ピンセットや手で無理に剥がさない。

2. 保湿を徹底

  • 推奨:セラミドやヒアルロン酸配合の低刺激保湿クリームを使用。
  • タイミング:施術後6~8時間後から化粧水や保湿剤を塗布可能。
  • 注意:アルコールや香料を含む製品は避け、肌バリアを保護。

3. 紫外線対策

  • 推奨:SPF50+/PA++++の日焼け止めを毎日塗布。帽子や日傘も活用。
  • 理由:施術部位は色素沈着(PIH:炎症後色素沈着)のリスクが高い。
  • クリニックのアドバイス:室内でもUVカット対策を徹底。

4. 洗顔とメイク

  • 洗顔:当日から低刺激の洗顔料で優しく洗浄。かさぶたをこすらない。
  • メイク:かさぶたが剥がれるまでは施術部位を避け、7~10日後から通常メイク可能。
  • 注意:施術当日はシャワーのみ、入浴やサウナは避ける。

5. 生活習慣

  • 避けるべきこと:飲酒、激しい運動、サウナは1週間控える(血流増加による炎症悪化を防ぐ)。
  • 推奨:ビタミンCを多く含む食事や十分な睡眠で回復を促進。

ダウンタイムの目安:かさぶたは5~10日で剥がれ、赤みは1~2週間で消失。色素沈着が残る場合はクリニックに相談。

ピコトーニングのアフターケア

ピコトーニングは低出力で照射するため、ダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ない施術です。ただし、軽い赤みや乾燥に注意が必要です。

1. 保湿と鎮静

  • 推奨:アロエやパンテノール配合の保湿剤で肌を落ち着かせる。
  • タイミング:施術直後から軽い保湿が可能。クリニック提供の鎮静パックも有効。
  • 注意:レチノールやAHA/BHAなどの刺激成分は1週間避ける。

2. 紫外線対策

  • 推奨:SPF50+/PA++++の日焼け止めを毎日使用。
  • 理由:レーザー照射後の肌は紫外線に敏感で、くすみ再発のリスクがある。

3. 洗顔とメイク

  • 洗顔:当日から可能。泡洗顔で優しく洗う。
  • メイク:翌日から通常メイク可能。ミネラルメイクがおすすめ。
  • 注意:施術当日は高温のシャワーやスチームを避ける。

4. 生活習慣

  • 避けるべきこと:施術後1~2日は飲酒や激しい運動を控える。
  • 推奨:水分補給と抗酸化作用のある食品(例:ブルーベリー、トマト)を摂取。

5. 異常時の対応

  • 症状例:持続する赤みやかゆみ。
  • 対応:クリニックに連絡し、必要に応じて抗炎症クリームを処方。

ダウンタイムの目安:赤みは数時間~2日で消失。まれに軽い乾燥が数日続く。

ピコフラクショナルのアフターケア

ピコフラクショナルは、肌表面に微細な穴を開けるため、赤みや乾燥が数日続くことがあります。以下のケアで肌質改善をサポートします。

1. 保湿とバリア保護

  • 推奨:セラミドやペプチド配合の保湿クリームで肌を保護。
  • タイミング:施術後6~8時間後から保湿開始。
  • 注意:ピーリング剤やスクラブは1~2週間避ける。

2. 紫外線対策

  • 推奨:SPF50+/PA++++の日焼け止めを塗布。UVカット効果の高い化粧品も活用。
  • 理由:フラクショナル照射後の肌は色素沈着リスクが高い。

3. 洗顔とメイク

  • 洗顔:当日から低刺激洗顔料を使用。強くこすらない。
  • メイク:翌日から軽いメイク可能。施術後3~5日は刺激の少ない製品を選ぶ。
  • 注意:施術当日はサウナや高温の入浴を避ける。

4. 生活習慣

  • 避けるべきこと:施術後3~5日は飲酒や激しい運動を控える。
  • 推奨:コラーゲン生成を助けるビタミンCや亜鉛を摂取。

5. 異常時の対応

  • 症状例:強い赤み、腫れ、感染兆候。
  • 対応:クリニックで診察を受け、必要に応じて冷却や軟膏処置。

ダウンタイムの目安:赤みや乾燥は3~7日で改善。ニキビ跡の改善は数週間で実感。

IPLのアフターケア

IPLは光による熱作用で肌を刺激するため、軽い赤みやかさぶたが生じることがあります。以下のケアで効果を維持しましょう。

1. 保湿と鎮静

  • 推奨:アロエジェルや低刺激保湿剤で肌を落ち着かせる。
  • タイミング:施術直後から保湿可能。クリニック提供の冷却パックも有効。
  • 注意:刺激の強い化粧品(例:レチノール)は1週間避ける。

2. 紫外線対策

  • 推奨:SPF50+/PA++++の日焼け止めを毎日塗布。
  • 理由:IPL後の肌は光過敏状態で、シミ再発のリスクがある。

3. 洗顔とメイク

  • 洗顔:当日から低刺激洗顔料で優しく洗浄。
  • メイク:翌日から可能。軽いメイクで肌を保護。
  • 注意:かさぶたがある場合は、剥がさないよう注意。

4. 生活習慣

  • 避けるべきこと:施術後3~5日は飲酒、サウナ、激しい運動を控える。
  • 推奨:抗炎症作用のある食品(例:オメガ3脂肪酸)を摂取。

5. 異常時の対応

  • 症状例:やけど感、持続する赤み。
  • 対応:クリニックに連絡し、冷却や抗炎症剤を検討。

ダウンタイムの目安:赤みは1~5日、かさぶたは5~7日で消失。

アフターケアのQ&A

Q1. 複数の施術を組み合わせても大丈夫?

  • A:ピコスポットとトーニング、またはIPLとピコフラクショナルなどの組み合わせは可能ですが、肌への負担を考慮し、2~4週間の間隔を空けるのが一般的。クリニックで相談を。

Q2. 施術後に使えるスキンケア製品は?

  • A:クリニック推奨のセラミドやヒアルロン酸配合製品が安全。市販品は無香料・無添加を選び、刺激成分を避ける。

Q3. ダウンタイム中のメイクはどうする?

  • A:ピコスポット以外は翌日から軽いメイク可能。ミネラルファンデーションなど低刺激なものを選び、施術部位をこすらない。

まとめ

ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナル、IPLは、それぞれ異なる肌悩みにアプローチする効果的な治療です。みなとみらい麻の葉クリニックでは、患者様の肌状態に合わせた施術とアフターケア指導を提供しています。保湿、紫外線対策、適切な生活習慣を徹底し、施術後の敏感な肌を丁寧にケアすることで、理想の美肌に近づけます。ご不明点や予約は、ぜひクリニックまでお気軽にご相談ください!