すべてはあなたの未来のために
当院では独自のプロトコルを活用し、健康寿命を最大20年延ばすことを目指した統合的な健康サポート医療を提供しています。
いつまでも自分らしく生きるために
日本人の寿命と健康寿命の差(健康ではない期間)は平均して約10年とされています。これは、約10年間を病気や障害などにより日常生活に何らかの制限がある状態で過ごしていることを意味します。健康な状態で人生を全うしたいという願いは、誰もが持っている共通の想いだと考えます。
- 健康でない状態:要支援または日常生活に制限がある状態
健康寿命と平均寿命のギャップ(非健康期間)
- 全体平均:約10.06歳
- 男性:81.05 - 72.57 = 約8.48歳
- 女性:87.09 - 75.45 = 約11.64歳
健康寿命を延ばすためには複数の健康習慣を実践することが重要であると多くの研究結果が示しています。さらに、健康的な生活を開始する年齢が若いほど、より大きな効果が期待できることも大規模な長期追跡調査によって明確に示されています。
開始年齢が早いほど延伸効果が高い
大規模な調査研究では、40歳で始めることにより約20年の延伸効果が認められました。
| 健康生活開始年齢 | 寿命の延伸(期待値) | 健康寿命の延伸(期待値) |
|---|---|---|
| 40歳(※1) | 男性24年、女性23年 | 約18-20年 |
| 50歳(※2) | 男性12.2年、女性14.0年 | 約10-12年 |
| 60歳(※3) | 約7-10年 | 約5-8年 |
| 65歳(※4) | 7.2年 | 約5-6年 |
| 80歳(※4) | 3.8年 | 約2-3年 |
研究根拠:※1.Veterans Affairs研究(2023年)Medical News Today / ※2.ハーバード大学研究(2018年)AHA Journal / ※3.複数研究の統合結果 / ※4.大阪大学研究(2022年)
健康寿命に影響する生活習慣
健康寿命の延伸に効果が実証されているものには、バランスのよい食生活、良質な睡眠、適度な運動、適切な飲酒、禁煙、ストレス緩和とリラクゼーションなどがあります。
-
睡眠の重要性
睡眠には、細胞の修復、記憶の整理、ホルモン分泌の調整など重要な役割があります。ある大規模なコホート研究では、睡眠の質が低下すると病気のリスクが増大し、認知症リスクが1.7倍、糖尿病リスクが2.5倍、心疾患リスクが1.5倍に増加することが示されています。睡眠不足と疾患リスクに関しては複数の研究でその関連性が認められています。
-
栄養の観点
加齢とともに栄養素の吸収率は低下します。特にタンパク質、ビタミンD、ビタミンB12の不足が問題になります。これらの不足は、免疫力の低下、筋肉量の減少、骨密度の低下、動脈硬化の進行に影響します。
-
運動の影響
運動不足は心身にとって特に深刻な影響を及ぼします。定期的に運動を行わない人は運動習慣のある人と比較して、サルコペニアのリスクが3倍、心血管疾患リスクが3倍、認知症リスクが2倍になるといった報告があります。
- サルコペニアは加齢により筋肉量と筋力が低下し、転倒・骨折・要介護のリスクを高めます。
それぞれの健康習慣は、病気のリスクや健康の維持にとって重要であり、複数の健康習慣を取り入れることで相乗効果が期待できるといわれています。
Asanohaメソッド
「病気にならない身体づくり」、「いつまでも自力で動ける身体づくり」を目指し、「栄養」「睡眠」「運動」の各要素に対して医学の視点でアプローチします。当院が提供するAsanohaメソッドは複数の研究結果および医学的根拠に基づき、皆さまが楽しく健康習慣を継続できるような統合的なヘルスサポートを提供しております。
Asanohaメソッド開始年齢が早いほど、健康寿命を長く延ばすことが可能です。
- 男女寿命および健康寿命平均値
- 参考:Veterans Affairs研究(2023年)、ハーバード大学研究(2018年)、阪大学研究(2022年)、健康寿命の延伸可能性に関する研究(邦大学医学部社会医学講座医療統計学分)
|
Asanohaメソッド1 栄養アプローチ |
現代の食環境では、健康的な食生活を心掛けていても、すべての必要な栄養素を食事から摂取することは難しいものです。さらに、個々の体質や症状、既往歴、服薬状況、将来のリスクを総合的に評価した栄養管理ができている人は少数派です。 当院では、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの身体に必要な栄養素を、個々の状態に基づいて管理することで、病気の予防や健康の維持をサポートしています。また、将来の病気のリスクに応じたサプリメントのご提案も行っております。 従来のサプリメント摂取の課題
当院のパーソナライズドサプリメント療法
|
|---|---|
|
Asanohaメソッド2 睡眠アプローチ |
日本人の睡眠はOECD加盟33カ国中“最短の睡眠時間(2021年調査)”です。また、過去30年で不眠症の有病率は約2倍に増加しています。 睡眠不足の影響は、単なる眠気や疲労の原因となるだけではありません。睡眠不足の慢性化は、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、肥満、うつ病などのリスクを大幅に増加します。 当院では、医療用ウェアラブルデバイスを使用した睡眠分析を行っています。 医療用ウェアラブルを用いた睡眠分析
睡眠データの分析結果に基づき、医師による医療コンサルテーションを実施します。必要な対策を講じることで、睡眠の質を向上させるだけでなく、自分自身の睡眠状態を理解することが健康への関心を大いに高め、健康的な生活における良い循環を生み出します。 |
|
Asanohaメソッド3 運動アプローチ |
運動が健康に良いことは広く知られていますが、時間の制約や足腰の痛み、運動習慣の欠如など、さまざまな要因で、運動の習慣化は難しくなります。また、加齢に伴う全身の筋力低下(サルコペニア)は、健康寿命を脅かす深刻な問題の一つです。 30歳以降、筋量は毎年約1%ずつ減少し、60歳以降はその減少速度が加速します。この結果、転倒や骨折のリスクが大幅に増加し、日常生活動作(ADL)の低下、代謝機能の悪化、免疫機能の低下、認知機能の低下、さらにはQOL(生活の質)の著しい悪化を引き起こします。 次のような兆候はサルコペニアの発症サインとして要注意です。
|
|
Asanohaメソッド4 医学的アプローチ |
健康を可視化をする検査健康医療は、現在の健康状態を把握することから始まります。当院では、さまざまな検査を通してあなたの健康状態を多角的に分析し、健康寿命延伸のために最適な検査プランをご提案しています。
|
医学的根拠と参考文献
健康寿命・寿命延伸関連研究 ●Veterans Affairs研究(2023年):40歳からの健康的生活習慣による寿命延伸効果(Medical News Today) ●ハーバード大学看護師健康研究(2018年):50歳からの5つの健康習慣による12-14年の寿命延伸(Circulation誌掲載、AHA Journal) ●大阪大学磯博康教授研究(2022年):日本人46,000人の20年追跡調査による生活習慣改善効果(Age and Ageing誌掲載、DOI: 10.1093/ageing/afac080) ●厚生労働省健康寿命データ(2024年):令和4年健康寿命の最新値(男性72.57年、女性75.45年)
栄養・サプリメント研究 ●国立がん研究センター多目的コホート研究:日本人の栄養摂取と疾患リスク(https://epi.ncc.go.jp/) ●厚生労働省eJIM:統合医療に関する科学的根拠(マルチビタミン・ミネラルの効果と安全性) ●ビタミンD研究:がん死亡率12%減少効果(ハーバード大学)(JAMA Internal Medicine誌)
睡眠医学研究 ●OECD睡眠調査(2021年):日本の睡眠時間が33カ国中最短 ●日本睡眠学会研究:睡眠不足による疾患リスク増加データ ●スタンフォード大学研究:Oura Ringの96%睡眠検出精度
EMS・運動医学研究 ●信州大学研究(2024年):EMS6週間プログラムによる筋横断面積増加 ●金沢大学研究(2024年):深層筋EMS刺激による糖代謝改善 ●SIXPAD医学的エビデンス:虚弱高齢者への効果確認 ●国際研究(2004年):EMS8週間による筋力30%増加、筋持久力38-54%改善
再生医療研究 ●日本再生医療学会:幹細胞治療の安全性と効果 ●厚生労働省再生医療等安全性確保法:関連規制と安全基準 ●iPS細胞研究:京都大学iPS細胞研究所の臨床試験データ
安全性に関する重要事項(医学的注意事項)
| サプリメントについて |
|
|---|---|
| 再生医療について |
|
| EMSについて |
|
| インフォームドコンセント |
当院では、すべての治療・施術において、十分な説明と同意(インフォームドコンセント)を重視しています。疑問や不安がある場合は、遠慮なくお尋ねください。 |