【院長ブログ】腰・ひざ・ひじなどの痛みの少ない関節痛治療-MPC療法-

当院の新しい腰痛治療「MPC療法(Multi-Point Conditioning)」とは

腰痛は、骨や関節だけの問題ではなく、周囲の筋肉・筋膜・腱(けん)などが硬くなったり、炎症が続いたり、神経が刺激されたりと、複数の要因が重なって起こることが少なくありません。そのため、痛みの出ている“点”だけを狙うのではなく、関連する組織を“面”として整える発想が大切になります。

当院では、こうした考え方に基づき、MPC療法(Multi-Point Conditioning)という新しい疼痛ケアを導入しています。MPCとは「多点(Multi-Point)」にアプローチし、患部とその周辺環境を「整える(Conditioning)」ことを目指す治療コンセプトです。 腰痛はもちろん、ひざ痛、肘痛(ゴルフ肘・テニス肘)、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)、打撲など、幅広い痛みに対して効果が期待できます。


※現在HPに追加準備中のため、詳細についてはお電話(045-228-7222)またはメール(info@asanoha-clinic.com)までお問合せください。

従来の腰痛・ひざ痛治療(特に関節内注射)について

腰痛や膝の痛みで一般的に行われる治療には、内服薬や湿布、リハビリ、物理療法などがあります。痛みが強い場合には、注射治療が選択されることもあります。

特に膝では、関節の中に薬液を入れる関節内注射(ヒアルロン酸注射など)が広く知られています。関節内注射は、炎症を抑えたり、動きを滑らかにしたりする目的で行われ、症状によっては生活の助けになる治療です。 一方で、患者様が負担に感じやすい点もあります。

  • 治療に伴う痛みがつらい
  • 関節内に針を入れるため、頻度は高くないものの感染のリスクがゼロではない
  • 実施する側の手技が煩雑で、状態によっては準備や手順に時間がかかる
  • 痛みの原因が広い範囲にある場合、複数箇所へ分けて行う治療がしにくいことがある

こうした理由から「注射が怖い」「続けるのが負担」という方も多くいらっしゃいます。

MPC療法の特徴 従来治療の“困りごと”を減らす

MPC療法の大きな特徴は、従来の治療で課題になりやすい点をできる限り減らし、患者様にとって“続けやすい治療”にしていることです。

1)ほぼ無痛・無出血で、安全性が高い
治療そのものの刺激が非常に少なく、ほぼ無痛(輪ゴムではじかれる痛みの程度)で行えることが多いのが特長です。出血もほとんどなく、体への負担をできるだけ抑えられます。
そのため、痛みに不安がある方、注射が苦手な方でも検討しやすい治療です。

2)感染リスクや心理的負担をできるだけ減らす考え方
MPC療法は、従来の「関節内に針を入れる治療」で気になりやすい感染リスクや、患者様の緊張・恐怖感といった心理的負担を、できる限り小さくする方向で設計されています。

3)手技がシンプルで、治療時間は約20分
治療時間は20分程度です。通院の負担を抑えやすく、日常生活の中に組み込みやすいのもメリットです。

4)多点(Multi-Point)にアプローチできる=広範囲を狙える
腰痛や膝痛は、痛い場所が1か所に見えても、実際には周囲の筋肉・筋膜・腱などが連動して症状を作っていることが多いです。
MPC療法では、患部だけでなく関連する組織に対して、広い範囲へ分けて(分割して)アプローチできます。ここが「Multi-Point」の意味であり、従来治療では難しかった部分を補うポイントです。

5)連日治療も可能。複数回で“さらに抑える・安定させる”ことが期待できる
安全性が高く負担が少ないため、状態や計画によっては連日治療を行うことも可能です。
また、1回で終えるのではなく、複数回の治療を重ねることで症状をさらに抑え、安定させることが期待できます。

効果について

効果には個人差がありますが、当院では、従来治療を受けてこられた方からも「これまでより満足度が高い」という評価が得られています。
また、複数回の治療により、筋肉・筋膜・神経・血管など、痛みに関わる組織の状態が整い、回復の後押しにつながることも期待されます。

治療後の患者様の声(実例)

70代女性:変形性腰椎症、両下肢のしびれ
MPC療法を2回実施。1回目で効果を実感し、2回目でさらに改善。神経の圧迫が疑われる患部を中心に8か所へ分割して実施。治療時間は15分程度。
「治療直後よりしびれが軽減していることが実感できた。腰も軽く、夜になっても椅子に座ることができた。これまで受けた治療の中でも一番効果を実感できている。」

30代男性:慢性腰痛
腰部の広い範囲に働きかける目的で実施。治療時間は15分程度。
翌日「朝の寝起きに感じる腰の重さがほとんどなかった。その後も腰が信じられないほど軽く感激している」

80代男性:変形性膝関節症、左ひざの強い痛みで歩行困難
痛みが苦手で関節内注射は避けたい。膝関節周囲へ分割して実施。
「治療は少し痛みを感じたが、これなら何度でも受けられる。当日は分からなかったが、やはり明らかに調子が良い。」
初回は不安が強く少量で終了したが、経験後は不安がなくなり、今後複数回の治療を予定。

40代男性:前十字靭帯再建術の既往、右ひざ痛
膝関節周囲に6分割して実施。
「治療後、まもなく膝痛の軽減を実感、翌日以降痛みがなく、治療効果を確認した。今後定期的に治療を受けたい。」

40代女性:肩こり・首の痛み・頭痛
これまで定期的な注射治療を受けていた。治療時間は10分。
「治療当日の夜より症状がすっきりとなくなり驚いている。経過を見てまた受けたい」

40代男性:肩関節周囲炎(五十肩)
肩関節周囲に8分割して実施。治療の痛みはほとんどなく、劇的に改善。
「感激しました。全く痛みはなくなりました。有難うございます。」

負担が少ない、次世代の疼痛ケア
MPC療法(Multi-Point Conditioning)は、従来治療で課題になりやすかった「治療に伴う痛み」「感染リスクへの不安」「手技の煩雑さ」「治療時間の長さ」「分割して広い範囲に行いにくい」といった点をできる限り減らし、ほぼ無痛・高い安全性・短時間(約15分)で行える治療として設計されています。
さらに、連日治療も可能で、複数回重ねることで症状をより抑え、安定させることが期待できるのも大きな特長です。

腰痛だけでなく、膝・肘・肩・打撲など、慢性痛から日常の痛みまで幅広くご相談いただけます。痛みの治療は「効くこと」だけでなく「続けられること」が重要です。これまでの治療で十分な満足が得られなかった方、注射や痛みが苦手な方も、まずはお気軽にご相談ください。


MPC療法 よくある質問(FAQ)

Q1. 治療は痛いですか?

多くの場合、ほぼ無痛(輪ゴムではじかれる程度)で行えることが特長です。出血もほとんどなく、体への負担をできるだけ抑えることを重視しています。痛みに不安がある方、注射が苦手な方でも検討しやすい治療です。

Q2. 回数の目安はどれくらいですか?

1回で終えるのではなく、複数回の治療を重ねることで症状をさらに抑え、安定させることが期待できると当院では考えています。状態や計画によっては連日治療も可能です。回数や間隔は、痛みの部位・期間・生活背景などを踏まえて一緒に決めていきます。

Q3. どんな人に向いていますか?

MPC療法は、腰痛や膝痛のほか、肘痛(ゴルフ肘・テニス肘)、肩関節周囲炎(50肩)、打撲など幅広い痛みに対して検討できます。

特に、次のような方はご相談ください。
・痛みが「一点」ではなく、周辺まで広がっている感じがある方(多点アプローチが可能)
・注射の痛みや不安が強く、できるだけ負担の少ない治療を探している方(ほぼ無痛・心理的負担を軽くする設計)
・これまでの治療で十分な満足が得られなかった方(満足度が高い傾向との評価)